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最短攻略するには?
・基本的に直接みえるものを相手にしているので、メジャー科で最もとっつきやすい
・浅く広く学ぶのが正解
・「病気がみえるvol.1 消化器」の画像・イラストは、一度は目を通しておいた方がいい。視覚的にみておけば十分なので、購入は必須でない
・学ぶべき内容は「ビデオ講座」でうまくまとめられているので、そちらを信じておけば十分である
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他の選択肢としては?
特になし
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購入しなければよかったリスト
・イメカラ 消化器:これを購入するなら「病気がみえる」を購入すべき
・Navigate 消化器疾患:「病気がみえる」の次の候補……?
・できった内科学8 消化器疾患:候補に挙げなくてよい
・消化器疾患ビジュアルブック:あえて買う理由はない
・STEP内科〈6〉消化器・膠原病:絶版になった?
・iMedicine 7 消化管:・・・。
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研修医以降を見据える人へ
腹部領域の画像診断ができるかどうかは診療の自信の差にも直結する。多くの人が苦手とする中、ここを得意分野とできれば重宝される人材へとなれる。外科領域に関しては、正直いうと「見て覚えろ」的なところもあるが、ちゃんとした指南書もある
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消化器科は研修医であれば学生時代の知識でもやっていける。しかし、困るのはCTの読影である。この本は初学者向けにもかゆいところに手の届く内容になっているのでおすすめ
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こっちは外科手術について。なにをやっているのか全く分からず筋鈎だけを持っている苦痛の日々は、これでおさらば。手技の意味や工程を理解できた途端に、手術に入りたくなるのが不思議である。類似書として、「レジデントノート増刊 Vol.14 No.17 外科の基本」も参考になる
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「自分はどうせ手術なんてしないしー」という人も、こちらはぜひ一度目を通してもらいたい。他書にはなかなか載っていない”ナート(縫合)の基礎本”であり、非常に貴重である。将来の幅も広がるに違いない
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