循環器科 おすすめ参考書

最短攻略するには?

・病態が理解できれば、暗記は最小限で済む科目である。急がば回れ

・「ビデオ講座」の視聴を優先しよう。最初から教科書で勉強するのは非効率的である

・その上で、「病気がみえるvol.2 循環器」を併せるとよい。この順番によってクリアカットになる。付録の心音は無視していい(使いものにならない)

・重要なのでもう1度言う。「ビデオ講座」→「病気がみえる」の順番だ。逆からの学習は時間を無駄にする

他の選択肢としては?

イメカラ 循環器 推奨度A・難易度A

 解剖・生理に自信がない人はこちらから始めるのが無難だろう。基礎を馬鹿にする人は後で苦労する

できった内科学1 循環器疾患 推奨度B・難易度B

 ビデオ講座をすぐに取る予定のない人は、こちらで代替可。少し古いのが気になるが、大事なところは不変である

購入しなければ良かったリスト

Navigate 循環器疾患:買う理由が見つからない

STEP内科〈5〉 循環器:文章が多め。「ビデオ講座」でよい

循環器疾患ビジュアルブック:あえて買う理由がない

カラー版 循環器病学―基礎と臨床:オーバーワークとなる。不要

iMedicine 1 循環器:・・・。

研修医以降を見据える人へ

 とにかく心電図をなんとかしたい。特に冠動脈症候群(ACS)を見逃してしまうことは、研修医だからといって許されることではない。心エコーもできると自信がつくが、多くの研修医は駆出率(EF)や壁の動きをみるくらいで終わる

3秒で心電図を読む本

 3秒で読めるわけあるかよ、とツッコむ予定であったが、2秒で読めるようになった。分厚い本を読んでも、結局はここに集約されている知識に落ち着く

レジデントのための これだけ心電図

 分かりやすさという点で右に出る本はない。amazonのレビューが高いのも頷ける。こういった本を経てから、研修医になって「心電図の読み方パーフェクトマニュアル」などの成書を読むと、他人とみえるものが違ってくる

     

極論で語る循環器内科

 たいして極論ではないが、循環器内科の当たり前を学ぶことができる。「急性心筋梗塞にMONA」なんて言っている場合じゃない

循環器内科グリーンノート

 学生時代に読むべきかは「?」だが、循環器科をローテーションするときには必携の書といえる。よくまとまっており、今後のバイブルとなるであろう

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