呼吸器科 おすすめ参考書

最短攻略するには?

・「病気がみえるvol.4 呼吸器」の一択のみ。シェーマもしっかりしているし、細かいところまで気を配っているのがよく分かる

・あとはこれに加えて、「ビデオ講座」を視聴するのみ

・ときどき、教科書を買わずにビデオ講座だけで済ませようとする輩もいるが、ビデオ講座のシェーマはpoor過ぎるので、イラストや画像の豊富な参考書は1冊持っておくべきである

他の選択肢としては?

イメカラ 呼吸器 推奨度A・難易度A

 アンチョコ本好きなら、こちらをおすすめ。値段安いし、数時間で呼吸器疾患の全体像を頭に入れることができる

呼吸器疾患ビジュアルブック 推奨度A・難易度C

 とにかくイメージが豊富で分かりやすい。「病気がみえる」よりも詳しく知りたい!という人はこっちを選択するとよい

購入しなければ良かったリスト

Navigate 呼吸器疾患:内容はよい。が、あえて買う理由がみつからない

STEP内科〈4〉 腎・呼吸器:文章多め。結論→ビデオ講座でよい

できった内科学2 呼吸器疾患:情報がやや偏る。結局、他の教材が必要になるのもマイナスポイント

iMedicine 2 呼吸器:・・・。

研修医以降を見据える人へ

 呼吸器疾患は多岐にわたる。肺炎などありふれた疾患を除けば、症状や身体所見だけで診断に至ることは少なく、画像診断の欠かせない領域となる。画像診断は1対1対応では限界があるので、理論から学べるものをオススメする。それとは別に、ICUや麻酔科をローテーションするならば、人工呼吸器の知識も欠かせない

レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室

 これはmust buyの一冊。医学生でもスラスラ読めるように平易に書かれている。しかし、ただのアンチョコ本と侮るなかれ。おそらく、呼吸器疾患の本でこれ以上分かりやすい本は出てこない、といっても過言ではない一冊である

フェルソン 読める!胸部X線写真

 日本だけでなく、世界的に有名な胸部X線写真の本。正直、胸部X線写真の読み方についてはもっと良いものもあるが、本書では原理からしっかり学べるので、まずはこれから読むことを勧める。研修医になってからはどうしてもノウハウを優先してしまうので、本腰を入れて学ぶのは医学生のときがチャンス

Dr.竜馬の病態で考える人工呼吸管理

 学生時代はあまり関係ないが、研修医になってから知っておかないとやばいのが人工呼吸器である。実際に自分で触らないとよく分からないというのが本当のところだが、研修医になってマウンティングをとりたいなら読んでおこう

竜馬先生の血液ガス白熱講義150分

 上と同じ竜馬先生が書かれている。こちらは血液ガスについて。一度、理論を学んでおくと働いてからラクになる。血液ガスは人工呼吸器よりもとっつきやすいので、こちらを優先してみるといいかもしれない。人工呼吸器と血液ガスの両方を一気に学びたい人は「やさしイイ血ガス・呼吸管理」がよい

     

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