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最短攻略するには?
・覚える量としてはトップクラスの分野
・解剖と機能をしっかりリンクさせることがとても重要となる
・「病気がみえるvol.7 脳・神経」は絶対にあった方がいい。上級医もこっそり持っている
・上で得た知識を「ビデオ講座」でまとめるのが最短となる
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他の選択肢としては?
特になし
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購入しなければ良かったリスト
・Navigate 神経疾患:あえて買う理由はない
・できった内科学7 神経疾患:あえて買う理由はない
・脳神経疾患ビジュアルブック:あえて買う理由はない
・STEP内科〈1〉 神経・遺伝・免疫:絶版になった?
・iMedicine 4 神経・脳神経外科:同シリーズ中ではよい…が、あえては不要
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研修医以降を見据える人へ
正直にいうと、基本的な神経学的所見のとり方および脳血管障害の画像診断の2つができれば困らない。深くツッコミすぎても、あまり臨床力に還元されない……。特に変性疾患は患者との長い付き合いが前提となるため、研修医ではその一端しか関わることはできない。
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必要な神経学的所見のとり方はこれにまとめられている。これ以上でもこれ以下でもないという絶妙の塩梅である。一般的な身体所見も……!という人は、同シリーズである「ねじ子の ぐっとくる体のみかた」もオススメしたい。どちらも非常に安い。
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MRIは難しく感じるが、DWI、ADC-map、FLAIR画像の解釈さえ知っておけばなんとかなる。車の構造(MRI撮像方法)を詳しく知らなくても、運転(MRI読影)はできるようなものだ。この本でそれを学ぼう。なお、同一著者による「画像診断に強くなるワンポイントレッスン②」や「MRIに絶対強くなる撮像法のキホンQ&A」もある
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神経内科のバイブルである。神経内科をがっつりローテーションするなら、これ1冊を持っておけばOK。他に手を出すよりも、本書を周回する方が有意義である
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