病理学 おすすめ参考書

最短攻略するには?

・試験対策だけなら過去問だけで十分である

・国試においても、“病理学“としての問題はほとんど出ない

・ただし、学生のときにはあまり役立たないが、研修医以降に病態の正しい理解ができるかどうかの差として出てくる

・もしも、将来への貯金をしたいのならば、参考書を購入するとよい。ポイントは、試験対策という名目で購入しないことだ。ここが病理を好きになれるかどうかの分かれ道となる

おすすめ参考書

こわいもの知らずの病理学講義 おすすめ度 ★★★★★

 そもそも病理とはなんなのか?ということから学べる。病理は何科になったとしてもお世話になるし、病態を深く正しく理解するためには避けられない

よくわかる病理診断学の基本としくみ  おすすめ度 ★★★★

 入門〜標準レベル。病理診断学の一端を学ぶことができる。この程度まで知っておけば、あとは自分の科に進んでから応用を効かせられる

 

病理コア画像 おすすめ度 ★★★★★

 これは書籍ではなく、インターネットサイトである。日本病理学会が無料で提供してくれている非常にありがたいサイト。おさえておくべき病理画像が学べる。なお、教科書派の人は、病理アトラスの代表格である「カラーアトラス 病理組織の見方と鑑別診断」を購入するとよい

本気用の参考書

臨床に役立つ! 病理診断のキホン教えます 難易度 Level.1

 この本は病理にあまり携わらなかった臨床医向けに書かれている。病理診断の過程などあまり関わらない情報がまとまっている。病理に苦手意識があるなら、これを選択するとよい

標準病理学 難易度 Level.3

 標準〜応用レベル。内容的には素晴らしいが、ここまでのレベルを目指すならば、下記をおすすめしたい

 

ロビンス基礎病理学 難易度 Level.4

 内容は素晴らしい(一部の訳が変テコなこと以外は)。細かいところまで記載されているので、病理学を本気で学びたいなら、本書を選択するとよい。電子書籍もついているのも◎。なお、同じようなレベルに「カラー ルービン病理学」があるが、どちらでもよい

     

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